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合計特殊出生率1.34

今朝の新聞では一般紙はいずれも「合計特出生率」を取り上げている。一人の女性が生涯に産む子どもの数の平均数値である。2007年の数値が1.34,これは前年より0.02ポント上昇したと報じている。ある意味ではよい傾向だが,まったく喜べない状況だ。本来人口を維持するためには2.08という数値が必要であるからには,危機的な状況である。つまり一組の夫婦には2人より1人の子どものケースが多いようである。これはまるで中国の一人っ子政策のよう。ただ現実は少し異なっている。 保育所では2人兄弟や3人兄弟,さらには双子などけして珍しくない。問題は結婚して子どもを産み育てる人とまったく結婚せず,また結婚しても子どものいないケースが多いのである。婚姻件数は71万9801組で減少している。亡くなる人の数も含めると,再び日本は人口も減少になった。
 考えてみるに身近でも結婚しない人は多い。隣家でも結婚しない(できない?)男性,結婚していても子どものできない夫婦,子どもたちは別なところに住んでいるので老夫婦のみの世帯など様々な状況である。ちなみに初婚平均年齢は男性30.1才,女性28.3才と以前晩婚化が進み,たしか子どもの頃思っていた25才前後は遠くへいった感じがする。
 世間的に私たちのような高齢者福祉サービスを主に行っている事業所には影響がないように見えるが,この10数年来の地域の衰退ぶりはそんなのんきな気持ちにはさせてくれない。
 私の家の近所に3人の幼い子どもたちがいるおうちがある。両親は働いているので,帰ると子どもだけ。ところが隣のおうちには老夫婦がいる。いつも帰るとそのうちへ行き,夕方まで過ごしていると聞く。両親は安心し,隣のうちも元気になりそうな風景が目に浮かぶ。地域で子どもを育てるとはこんな風景ではなかろうか?
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