思い起こすにその年の初冬私はその先輩に逢っていた。東京渋谷のあるところで行われた別の先輩のお祝いの会に出席したからだ。
「お久しぶりです」
「やあ,元気そうだね」
「おかげさまで」
「それにしても君だけが元気そうだ」
「どうしてですか?東京は楽しいでしょう」
「いやちっともおもしろいことはないよ」・・・
等々話したのを覚えているが,そのあとだったのだろうか?そのときもO先輩の訃報についてみんなで話したことを覚えている。大変優秀なO先輩が「くも膜下出血」でなくなって間がなかった。
『一期一会』また病床に伏している先輩に逢えるだろうか?いや会いにいくべきだろうか?
ところで恩師の電話は,メールアドレスがどうも違うのではないかという問い合わせだった。「.」が1つ抜けていただけであったが,私の恩師だけに老眼であろう。
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