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5月8日の花まつり

 お釈迦さまの誕生日は4月8日です。私たちの施設でもお釈迦様の誕生日を祝います。正確には「釈尊降誕会(しょくそんごうたんえ)」と言います。この山の中では1か月遅れで花の多い5月8日は行っています。今年も少し心配しましたが,みんなで持ち寄って花を誕生仏を安置する花御堂の周りに飾ります。花は野の花が中心です。ツツジ、シャクナゲ,水仙,時には遅めの桜,コデマリ,サツキ等まで多きに渡ります。お釈迦様がお生まれになったのは母のマーヤ夫人の出身国へ向かう途中の‘ルンビニ園’でした。お母様は100年に一度咲くと言われる大変珍しい優曇華の花を池の周りで見つけられ、手を差しのばされた瞬間産気づいたと伝えられます。お伴の人たちはすぐに幕を張り,その場所をお産の場所にしました。池の水を産湯にされたと伝えられます。お釈迦様はお生まれになりすぐに七歩歩まれて「天上天下唯我独尊」と言われたそうです。直訳すれば「私こそこの世界においてだれよりも尊い」といった傲慢とも言える内容です。実際はそういった簡単な意味ではありません。「一人ひとりこの世界でだれよりも代え難いくらい尊い存在だ」という意味でしょうか。命の尊さを説いている言葉です。この偉大なる尊者の誕生に天は祝って甘露の雨を降らし,地は花を咲かせたと言います。そこでお釈迦様の誕生を花を飾り甘茶をかけて祝います。
 今私たちの周りでは災害に苦しむ人が存在し,また恵まれない環境において育っている子どもたちがいないとは言えません。だれしもその人として生まれその人として生きています。命の価値に違いはありません。全ての人が生まれたことを喜び,命を全うできるよう祈りますし支援していきたいと思います。お釈迦様の誕生を毎年のことながら花を飾って祈り,甘茶をかけてその成長をみまもっていきたいと願います。
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