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今の日本の福祉の課題は「貧困」

 先日の研修会で講師が言われた内容に「今の日本の福祉での大きなテーマは‘貧困’です。それも20歳代,30歳代の貧困です」とありました。社会保障については多くの課題があります。年金,生活保護,給食費,ホームレス,保育待機者,雇用,失業率等言われて久しいわけですが,なかなか解決もできず,時は約20年流れていますので根はより深くなっています。考えてみるに,高度成長期に仕事を始めた人は数年で給与が倍になったり,20年で10倍になるという今では想像できないことを経験された団塊の世代の人は多いと思います。当然ながら投資したり買い物してもいつか返済できる,または倍になって返るなど希望と期待は大きく持てる人たちでした。ところがいまはどうでしょう?10年や20年ではなかなか倍になるような給与が出せる会社はありません。30代の人たちの親たちはバブルの後,仕事を失う大人を見て育ってきました。20代の人たちは生まれたときから質素に育ってきました。ですから貯金が好きな人が多いようです。残念ながら若い人たちの貧困は厳しいものがあります。これから子育てを迎えるわけですから自然と教育費にお金がかけれなくなります。将来の日本は教育も心配となります。30歳代から下の人たちには「派遣労働」経験者が多いのも特徴です。ちょっと派遣でも!と思いながら入るとなかなか戻れません。時給800円程度では結局,年収150万円前後しかならず,「貧困」の部類に入ります。貧困の定義は平均年収の半分に到達しないのが条件だったと思います。この平均年収が日本では800万円とか600万円とか,さらには400万円とか言われますので,なんとも規準が曖昧ですが,年収150万円では貧困になるわけです。しかし,そんな給与でしか雇えないのも企業の現状です。当分良くなると思えない日本です。でもギリシャにもなれず,まじめに真剣に働くだけですね。

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