それから後,結構夏場を中心に売れます。時には売り切れになることもあります。少し気をよくした施設はさらに別業者に依頼して2台目を設置しました。すると少し売れ行きが鈍るかと思いましたら,意外と売り切れがあります。つまり種類が増えたため購入希望者が増えたのです。利用者においてはまとめ買いをする人たち,お風呂介助をし終わって買い求める職員たちといった様子です。
このたび日本財団の自動販売機を置くことになりました。日本財団は毎年車両の助成でお世話になっている競艇の収益の一部を資金に活動している福祉財団です。その日本財団がなぜ自販機かというと,1本あたり購入すると¥10が日本財団へ寄付されます。この名称を「夢の貯金箱」と言います。つまり¥120の飲み物を¥10は利用者に還元,さらに¥10は日本財団へ寄付,そして残りを業者が受け取りますが,施設は電気代くらいしかまかなえません。それでも種類が増え,寄付に貢献できると良いと考えます。日本財団は車両だけでなく,建物や改修,活動などにも資金提供しています。少しでも暮らしやすい社会作りをめざしています。これでキリンビバックス,アサヒカルピス,ダイドードリンコと種類が増えました。はたして3匹目のドジョウがいるのかいないのか。
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