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特養建て替え計画のその後⑤

 今回の建て替えで大きいのが,ここまで詳しく述べていませんが,全室「ユニット型」であることです。つまり全室個室であり,職員配置もぐっと多くなります。最低限の基準が利用者3名に対して職員1名という従来型施設と異なり,利用者2名に対して1名の配置となります。実際にはもっと余裕を持て仕事していますので,利用者1.7名に対し1名の職員といった施設は多いようです。
 さて,私たちの施設シルトピア油木では両方の施設,つまり従来型とユニット型が存在しています。いわゆる一部ユニット型施設です。従来型の施設とユニット型では似ているところより異なるところが多いと思います。両方持っているとその違いがよくわかります。つまり従来型施設の介護の延長がユニット型ではありません。よくちまたで行われているグループケアとは全く異なるということです。
 では何が異なるのでしょうか?従来型施設の良さは効率性です。常にカリキュラム通りケアが進められて行きます。排泄の定時対応,入浴の順番,食堂での決まった時間の食事。これらはみな大人数を一度にお世話することになるので効率良くすすめられます。一方ユニット型は個々の利用者の都合とペースを尊重します。簡単に言うと,一人ひとり異なることになります。実際には突然「買い物に出たい」というリクエストに応えたり,真夜中に「カップ麺が食べたいので湯を沸かしてほしい」といった要望に応えることも可能です。また職員は利用者についてユニットですから10名前後を中心に夜勤も含め2ユニットまでの状況を把握しておくとよいので濃密なケアができることになります。通常数十名の利用者の状態を把握しようというとのでは大変度が異なります。
 利用者にとってはいつものスタッフが対応してくれますから良いのですが,反対に職員は精神的負担が大きくなります。濃密すぎるということです。苦手な関係ができると大変しんどくなるので最終的には異動が必要となります。
 単純に全室個室ユニット型へ移行するといってもかなり異なることになりますので,準備と発想の転換が大事です。
 最後に大きく異なることが一つあります。ユニット型の方が利用者の異動が確実に少ないですね。状態が安定しているわけです。どうもユニット型個室への移行はまぬかれないようですね。
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